交通安全活動(公益目的事業)


1.職場における交通安全思想の普及・高揚
 職場における交通安全思想の普及・高揚を通じて、安全運転管理者選任事業所管理車両9万台、管理下運転者約15万人に対する交通ルールの遵守と交通マナーの向上を図ることにより、職場において交通事故のない安全で快適な交通社会を目指します
 
(1) 四季における交通安全運動の推進と支援
 春・秋の全国交通安全運動、夏・冬の県民交通安全運動の実施にあたっては、前年同様広報用ポスター並びに実施要綱を作成し、各事業所・関係機関に配布するなど、県、市町村及び警察と連携して県民の交通安全意識の高揚に努めるとともに各地区協議会の活動を支援します。
令和7年度に計画されている交通安全活動は次表のとおりです。
  活動の種類 期間
高齢者の交通事故防止 年間
高齢者交通安全日毎月25日
こどもの交通事故防止 年間
自転車のマナーアップ運動 年間
マナーアップデー 毎月15日
強調月間 5月
飲酒運転の根絶 年間
命を救う 思いやり 110番通報 年間
出会い頭事故・追突事故の防止 年間
夕暮れ時の早めのライト点灯等・反射材着用促進 年間
足元に生命(いのち)の発信運動 年間
全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の対策 年間
10 信号機のない横断歩道における歩行者優先等を徹底するための対策 年間
11 県民交通安全日 毎月1日
12 春の全国交通安全運動 4月6日~4月15日の10日間
13 夏の県民交通安全運動 7月11日~7月20日の10日間
14 秋の全国交通安全運動 9月21日~9月30日の10日間
15 冬の県民交通安全運動 12月1日~12月10日の10日間
16 交通死亡事故抑制対策 交通事故情勢に対応して実施
(2) 安全・安心運転実践運動の実施
 8月から10月までの3ヶ月間、交通事故防止対策コンクール「安全・安心運転実践運動」を実施します。期間中の交通事故件数、交通安全活動推進状況等を勘案して優秀地区協議会について表彰を行います
(3) 運転適性検査の推進
 群馬県運転適性検査指導者協議会連合会と連携し、10月の「運転適性検査推進月間」に取り組み、事業所における運転適性検査(K-2)の促進を図り、交通事故防止に反映させていく予定です。
(4)「命を救う 思いやり 110番通報」の普及促進
 群馬県交通対策協議会・群馬県警察が推進中の「命を救う 思いやり 110番通報」依頼に賛同し、機関誌、ホームページ及び安全運転管理者講習等を通じて、この110番通報等の普及促進に務めます。
(5) 飲酒運転の根絶とハンドルキーパー運動の推進
 重大事故につながる飲酒運転の根絶を図るため、群馬県交通対策協議会が活動重点としている”飲酒運転の根絶”に向け、「ハンドルキーパー運動」の実践等を、機関誌やホームページ等を通じて広報します。
(6) 交通安全啓発用品等の配布
 安全運転管理者講習の際、受講者に資料等を配布し、交通安全意識の普及に務めます。
(7) 中高生の自転車事故防止対策に連動した安全運転管理者管理下ドライバーへの呼びかけの推進
 群馬県では、これまで中高生の自転車事故防止対策として、自転車通行環境の整備や、中高生に対する交通安全対策を中心に実施してきたが、自転車事故の相手方の約9割が自動車ドライバーであることに着目し、自動車ドライバーをターゲットとした交通安全教育を強化しています。
 そこで、県(群馬県交通対策協議会)から呼びかけにも呼応する形で、安全運転管理者講習会等の機会を通じて、安全運転管理下車両のドライバーに対する呼びかけ等を推進してまいります。
 
2.機関誌およびホームページによる情報発信活動
 機関誌「安全運転管理群馬」を年4回(1月・6月・9月・11月)発行し、各事業所の安全運転管理者等に対して、交通事故情勢、道路交通法の改正要旨、各地区協議会による交通事故防止活動の実施状況等の交通安全情報を提供し、事業所における交通事故防止を図ります。  また、当協会のホームページを活用して、更に幅広い情報発信を行います。
3.優良安全運転管理者・優良安全運転管理事業所・優良自動車運転者表彰等
 安全運転管理に貢献した団体、事業所、個人に対して、群馬県警察本部長と当協会長連名の感謝状のほか、優良自動車運転者等に対する表彰の上申を行い、交通事故防止活動に対する動機付けに努めます。説明項目3が入ります。
4.研修会参加の助成
 現任の安全運転管理者等に対して資質向上と指導力アップを図るため、茨城県ひたちなか市にある安全運転中央研修所の「安全運転管理課程」研修への斡旋・助成を行います。